#日焼け止め #ペット用日焼け止め #ペットもUVカット #日除け
まだまだ油断はできないものの、暑さのピークは過ぎた感じが漂い出しました。
人間のお医者さんがおっしゃるには、この頃から油断して、熱中症になる方も増えてしまうのだそうです。
みなさん、油断せずエアコンを使っていきましょうね。
実は、動物病院では、この頃から 熱中症よりも、日焼けによる皮膚トラブルでの受診が増えてくるんです。
詳しく お伝えしていきますね。
夏の日差しは、みなさんだけでなく、どうぶつたちにとっても 強い刺激です。
わんちゃんやねこさんたちの皮膚も日焼けしてしまうことがあるのですよ。
暑さ避けでサマーカット、は当院でもお薦めしていて、実際に 体温コントロールや蒸れを減らすという点ではとても効果があるのですが、どうしても 毛が長い時よりは 日焼けのリスクは上がってしまいます。
日焼けによる皮膚トラブルを防ぐためには、いくつかのポイントがありますよ。
1. 日陰での散歩：
日中ではなく、早朝や夕方にお散歩をするのは もはや当たり前…なのですが、さらに 日陰をメインにお散歩しましょう。
木陰や建物の陰に避難することで、お肌を守ることができますよ。
実は、ここで油断して日焼けしてしまい、背中が真っ赤になってしまう子が毎年のようにいるんです。
日中、あまりの暑さに 家にこもってしまうから、運動を兼ねて長めのお散歩…というみなさん。
それ自体はとても良いことですが、場所をもう一度よく選んでくださいね。
2. UVカットウェアの利用：
最近は、どうぶつ用のUVカットウェアも増えてきました。
ちょっと前までは、高級ウェアの類でしたけれど、最近では ホームセンターなどでも手軽に手に入ります。
お散歩コースに日陰が少なめという方はもちろん、どんな方にもお薦めできますから、ぜひ ご検討を。
3. 日焼け止めの使用：
みなさんが日焼け止めを使うように、わんちゃんやねこさんにも ペット用の日焼け止めを使ってあげてもいいですね。
耳や鼻、背中など、日焼けしやすい部分に塗ってあげましょう。
ただ、これは ペット用ときちんと書かれたものでないと危険です。
まだ日本製のものはほとんどないので、オーストラリアやハワイなど、世界でも紫外線の強いエリアで作られているものを買って使うことになりますよ。
ドラッグストアなどで手に入る、一般的なヒト用のものを兼用すると、どうぶつの皮膚には強すぎて危険。
日焼け止めのせいで皮膚炎になってしまうこともありますので、必ずどうぶつ用を使ってくださいね！
日焼けはやけど、という事実が知られるようになり、人間の日焼けはかなり避けられるようになりました。
どうぶつたちも同じです。
日焼けを避け、快適な秋を迎えるために、みなさんもぜひこれらのポイントを実践してみてくださいね。
あなたのご来院、お待ちしています。
