#相棒21 #ドラマ #補助犬 #ワーキングドッグ
14年ぶり、を感じさせませんでしたね！
ドラマ「相棒」、寺脇さんの復帰回。
サヘル・ローズさんの名演とともに、堪能させていただきました。
たまたま、初回の放送をオンタイム視聴していまして、何これ面白ッ…！となったのを 今でも覚えています。
今クール、医療ドラマも気になっているものが多くて。
忘れっぽすぎて連続ドラマの苦手な1号ですが、「ギネ」「家政婦のミタ」以来の 毎回オンタイム視聴を目標に 駆け抜けたいと思っています。
水谷豊さんの歴代相棒は、いろんなタイプの警察官ばかりですが、この多様性の時代、相棒は人間とは限りません。
警察なら 警察犬。
動物検疫所や植物防疫所なら 動植物検疫探知犬。
税関なら、麻薬探知犬を相棒に活躍する 職員もいますよね。
こうした犬たちは ワーキングドッグとか、作業犬とよばれ、相棒である人間は ハンドラーとよばれます。
ワーキングドッグたちは、仕事中は背中で引っ張る 頼もしい存在。
犬たちの見つけた証拠や密輸品などをまわりの人間に伝え、適切に処理してもらうのが ハンドラーの仕事です。
そして、オフのときは、ハンドラーがワーキングドッグの体調、お掃除、気分転換と、ありとあらゆる面倒をみるという関係ですね。
嘱託警察犬のような 例外もありますが、おおむね ハンドラーが相棒の面倒をみるのは、どこの組織でも共通です。
こうしたワーキングドッグのほかに、盲導犬、聴導犬といった、いわゆる補助犬という犬たちもいます。
この子たちは、ワーキングドッグというよりも、アシスタンスドッグという呼び方の方が一般的かもしれません。
相棒の人間は、ハンドラーではなく ユーザーと呼ばれていますよ。
アシスタンスドッグの活躍する場所は、ワーキングドッグのそれよりも ユーザーの日常に近いところにありますね。
実は、10月1日は 補助犬の日でした。
5月22日にも ほじょ犬の日があり、こうした アシスタンスドッグを相棒に 日常を送る方がいるんだ、相棒がいれば 日常生活がひとりでふつうにできるんだ、ということも かなり知られるようになってきました。
当院にも、こうした犬たちが受診をする場合があります。
待合室で出会った場合など、テンションが上がるのも とてもよくわかりますが、ぜひ そっと見守ってあげてください。
仕事中だったり、仕事中でなくても 多少は気を張っている場合もあります。
アシスタンスドッグ、ワーキングドッグである、ないに関わらず、病院が苦手で緊張している子もいます。
そんなときに、知らない人がいきなりハイテンションで絡んできたら 怖いしビックリしますよね。
また、当院ではありませんが、勝手に写真や動画を撮られて SNSにアップされてしまうこともあるようです。
大切な相棒を そんなふうにされたら嫌ですよね。
わたしたちも気をつけていますが、もし 院内でそんな場面を見かけたら、スタッフにこっそり教えてください。
こうした いわゆるお仕事をする子だけではなく、愛玩…つまりは かわいがられるという れっきとしたお仕事をしているわんちゃん、ねこさんも、たくさんいます。
こうした子たちも 相棒 と言っていいでしょう。
今回、寺脇さんの復帰で、水谷さんは相棒とまた会えるんだな、うらやましいな、と思いました。
みなさんの中にも、もう会えないけれど大切な相棒のいる方も 多いのではないでしょうか。
いつか、相棒にまた会える日まで、いろんな経験をして 話のネタを集めていきたいですね。
みなさんの相棒にお会いできるのを、お待ちしております。
