1号家の3歳児、「ねこさんがほしい」というので、誕生日にねこさんのぬいぐるみをプレゼントしました。
ねこみちゃん、と名づけて可愛がってきたのですが、最近、彼女が我が家のチワワに「ねこちゃーん」と呼びかけているところを目撃してしまいました。
もしかしてまだチワワと猫の区別がついてないんじゃ…という疑いが芽生えました。
3歳ってそうなんでしょうか。
本人に確認を取るタイミングを見出せずにいる 今日この頃です。
さて、前回、水分摂取量を増やすために ご飯をふやかしたり 缶やパウチタイプのご飯に変えたり、トッピングしたりすることをお勧めしました。
その結果、水分摂取量は増え、体にはとてもいいのですが、唯一の欠点は 歯石がつきやすくなってしまうこと。
わんちゃんやねこさんの場合、口の中のpHが人とは違うので、歯垢を3日放っておくと 歯石になってしまいます。
歯石はそのまま歯にこびりついてしまい、いずれは歯周病、歯が抜けたり心臓を悪くしたりしてしまう可能性もありますから、毎日の歯磨きがとても大切なんです。
とはいえ、歯磨きが大好きで得意で…という子は なかなかいません。
人間の子供でも、そんな子はなかなかいませんよね。
そこで、大切になってくるのが 歯ブラシ選びです。
使いやすい道具を使えば、少しやりやすくなりますからね。
当院のお勧めは、この歯ブラシ。
http://vivatec.jp/dental/pet/sigone.php
360度毛がついているので、とりあえずお口の中に入れて動かせば、どれかの歯は磨ける！というものです。
毎日嫌がる子の歯ブラシをするのは 難しい場合も多いですから、このように 多少のズボラは許容してもらえる歯ブラシがとてもお勧め。
できないからやらない、より、少しでも頑張った方が絶対にいいですからね。
どうぶつたちの歯磨きは、歯磨きペーストのようなものはそれほど使わなくても大丈夫。
物理的に 歯ブラシで歯の表面を擦って、歯垢や歯石を取り除くことを重視してください。
どうぶつ用歯ブラシは、子供用歯ブラシ以上に早く傷みますから、まずは試してみてもいいかなと思います。
そして、合わないなと思ったらどんどん変えていきましょう。
あなたのご来院、お待ちしています。
