どうなることかと思ってましたが、12月に入って しっかり寒い冬らしくなってきました。
暖房をつけると つい 動きたくなくなりますよね。
1号家でも、床暖房をつけたが最後、動けなくなる人が続出。
そのまま寝てしまうので、ぜったい床には座らない!という強い意志を持ってから 床暖房をつけるようにしていますよ。
床暖房は、触れてるところが温かいのはもちろん、部屋全体が暖かくなるのがよいところですよね。
わんちゃんやねこさんたちも、床暖房やエアコンの効いた 暖かい部屋で、ぬくぬく過ごすのが大好きです。
でも、そんな冬の過ごし方には、ちょっとした注意が必要なんですよ。
というのも、急な温度変化は、どうぶつたちの体に毒だから。
夏の、涼しい→暑い!もしんどいのですが、冬の 暖かい→寒い!は、よりいっそう どうぶつたちの体に負担をかけてしまいます。
暖かい部屋から寒い廊下に移動したり、外に出るときの冷たい空気が原因で、思わぬ体調不良を引き起こすこともあるんですよ。
わんちゃんやねこさんにとって急な温度変化は、特に心臓や関節への負担が大きいと言われています。
とくに、持病がある子には 要注意。
普段元気な子でも、寒さで免疫が下がることがありますからね。
それと、心臓が弱いわんちゃんやねこさん、そしてシニアのどうぶつたちには、冬の寒さが特にこたえます。
関節の痛みが悪化したり、寒さが原因で動きが鈍くなってしまうこともあるんですよ。
暖房で部屋を暖めるのは良いのですが、お部屋の内外で気温差が激しいとさらに体に負担をかけてしまいますから、
どうぶつたちにも寒暖差をできるだけ緩やかにしてあげる工夫が必要です。
わんちゃんと冬のお散歩に出かけるとき、暖かい部屋から急に寒い外に出るのは、体への負担が大きいです。
玄関や廊下のような、外ほどではないけど部屋の中よりは少し寒い場所で数分間過ごして、少しずつ体を慣らしてあげましょう。
こうすることで、心臓への負担を軽減できますよ。
また、シニアのわんちゃんや関節が弱い子には、無理をさせない散歩コースや時間帯を選んでください。
冬場の日中の暖かい時間帯に、短めのお散歩にとどめるのがおすすめです。
冬は、どうぶつたちの健康管理がとても大切な季節です。
暖房で暖かく過ごしつつ、急な温度変化を避ける工夫をして、心臓や関節に負担をかけないよう気をつけてあげてください。
そして、適度に体を動かして健康を保つことも忘れないでくださいね。
みなさんのご来院、お待ちしています。