11月になりました。
緊急事態宣言が明けて 1ヶ月が経ち、街は少しずつ日常を取り戻してきています。
今まで、間に合わなくて 行けなかった外食も、この1ヶ月は積極的に。
飲めないので お酒は頼めないのですが、その分 美味しくたくさんいただいています。
秋冬には、水分摂取量が落ちてしまうことが知られています。
気温が下がるので、そもそも 喉が渇きにくいとか、さまざまな理由があるわけですが、
水分摂取量が落ちた結果 身体に及ぶ影響も大きいんです。
軽い脱水に近い状態になりますので、腎臓にダメージがあったり。
血液の流れも 悪くなりますので、心臓にも負担がかかります。
さらに、尿石ができやすくなったり、はたまた 呼吸器にも負担がかかったり…
ほんとうに さまざまな影響があるんですね。
こうした影響を予防したり、最小限で抑えるには、
1. 検査で 現状を把握する
2. 水分摂取量を増やす
の二つが欠かせません。
当院では、血液検査や 尿検査をお勧めしています。
腎機能に不安のある子はもちろん、いままで気になることが特になかった子も 血液検査はお勧め。
いわゆる 健康診断のように、結果だけをお渡しするのではなく、獣医師が詳しく 説明をさせていただきますので ご安心ください。
血液検査は 一度来ていただいて 採血する必要がありますが、尿検査は 来院しなくても、朝取った尿だけでも検査が受けられます。
ですから、外出を控えていたり、病院が苦手な子にも、比較的ハードルの低い検査です。
結石はもちろん、ある程度の腎機能もわかりますので、定期チェックにお使いいただくのもお勧めです。
検査のために 取る尿は、ペットシーツを絞ったものや、トイレ砂を通過させたものは使えませんので、気をつけてくださいね。
あなたのご来院、お待ちしています。
