はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

ゴールデンウィークには、狂犬病ワクチンを!

#ゴールデンウィーク #狂犬病 #ワクチン #検疫

ゴールデンウィークも後半ですね。
当院は、ゴールデンウィーク中も、普段と変わらず、水曜午後・木曜終日以外は診察を行なっています。
ご来院の人数が多いので、少しお待ちいただくこともあるのですが、基本的に 同じお家で暮らすご家族はいっぺんにご案内ができますので、普段と比べて お待たせするお時間はそれほど変わりません。
ご安心くださいね。
院内で待つことが苦手な子、感染対策をしたい方は、短時間でもお車やお外でお待ちいただくこともできます。
当院スタッフまでお申し付けくださいね。


さて、そんなゴールデンウィーク
先日の記事ばかりが理由ではないでしょうが、狂犬病のワクチンを打ちに来てくださる方が増えています。
去年、一昨年は打ちそびれちゃって…という方も ちらほら見えます。
そう、皆さんだけではないんです。
本当に、本当に、狂犬病ワクチンを打ってください。

そのご判断が、大切な家族を救うかもしれませんから。


知床の観光船事故で、「書類ばかりやるから事故が起きる」と国交省の検査に対して怒っておられる方がいました。
確かに、有効性のある検査をするなら、書類を見ているだけではだめで、きちんとした検査をしなければならないでしょう。
基準を満たしているかどうか?ということを確認するための検査では、その方のおっしゃるとおり、実際に使えるかどうかの確認が必要だったと思います。
でも、何か大きなことが起きたとき、初動はどうしたって書類になってしまいます。
特にお役所はそうですよね。
まず書類でスクリーニングをかけて、パスできなければ次の段階へ、となるはずです。
「何か大きなこと」つまり、「狂犬病が日本で広がってしまう」という最悪の事態になったとき、皆さんの家族を守るためには、ワクチン接種と それを証明するための書類が必要なんです。


当院は、ゴールデンウィーク中も 狂犬病ワクチンの接種を行なっています。
ついでに フィラリア検査やお薬の処方、ノミ・ダニ予防もできますよ。
お気軽に お申し付けください。


いざ、国内で広がり始めてしまってから打つのでは、もう遅いです。
「国内で初めて発生」となった日以降にワクチンを接種しても、初めて発生した日からワクチン接種日までの間に感染した可能性がある、と言われてしまいますから。
お役所的には、打ってないのと同じ扱いになってしまいます。
だから、今のうちに。
できるだけ早く。
狂犬病ワクチンを受けてください。
あなたのご来院、お待ちしています。