いよいよ、Goto停止ですね。
1号の実家、愛知県では 県境を跨いでの移動が 自粛になりました。
臨床検査技師をしている母は いよいよ コロナの最前線へ行くそうで、帰省は絶対にするなよ、絶対だぞ！と きついお達しが。
思わず、ダチョウ倶楽部じゃないんだから…と 茶化しそうになりましたが、グッと飲み込んで。
笑顔でいれば免疫力もアップする…といいますし、当分は 孫を見せにオンライン帰省 していこうと思います。
年末年始、オンライン診療を続ける とか、何もできないし病院を開けるか…とか。
いやいっそ大型連休にして 経費削減…とか。
さまざまな考え方がありますね。
SNSで繋がる 同期や後輩も、状況はいろいろでした。
当院では、30日が年内最終の診療日。
そして、年始は4日から診療をいたします。
31日、1日、2日と3日は 休診ですので、ご注意くださいね。
基本的に、例年どおりにした当院ですが、今年は変えてみるか…と、悩まなかったわけではありません。
臨床をやっていると まずお目にかかることのない長い連休に、興味がなかったといえば 嘘になります。
でも、結局 変えなかったのは、ひとえに 今までと出来るだけ同じにしたかったから。
飲み会、学会、学校に、病院実習。
ありとあらゆるイベントがなくなり、街からは人が消え、道ゆく人たちの顔にはマスク。
手洗いと消毒を繰り返す人々の手は荒れて赤く腫れ、子どもたちでさえも店に入るときには入り口に設置された体温計に正対して前髪を上げ、大人しくおでこを出して検温。
今までとは何もかもが変わってしまった2020年だから、せめて自分たちで決められることくらい、いつもどおりでいこう。
そんな、反骨心にも似た気持ちが 確かにありました。
そんな ささやかな抵抗も込めた 年末年始。
有難いことに、例年どおり トリミングは満員御礼ですが、年越しに向け 爪切りや足裏のムダ毛カット、肛門腺絞りといった お手入れをしませんか。
たまに、診察じゃないのに 病院でいいの！？と驚かれることがありますが、実はこれ、どれも 放っておくと 病気につながります。
病気を予防する と考えれば、動物病院でも何も問題ありませんよね。
実際、牛や馬では、爪を伸びっぱなしにしたせいで病気になり、そのまま死んでしまう…というのも ままあることなんです。
わんちゃんやねこさんでは、そこまでいくことはなかなかありませんが、それでも 巻き爪が肉球に刺さってしまうことは よくあること。
年に何度かは 必ず見かけるものの一つです。
でも、それって 実際は予防できたもののはず。
と考えれば、やっぱり 動物病院でやっておくのが安心です。
おうちでできる方や、通い慣れた トリミングサロンのある方は なんの問題もありませんが、どうも正しいやり方がわからない…とか、やったことないかも！という あなた。
ぜひ、当院に 連れてきてください。
今年のムダ毛、今年の肛門腺、今年のうちに！
あなたのご来院、お待ちしています。
