はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

ワクチンの打ち方は犬に学べ!

 

気づけば長く使っている 1号のiPhone7plus。

本体サイズは iPhone12 Pro Maxと同じ、画面サイズはiPhone12 miniという、両手持ち前提のマシンです。

まだまだ現役のはずですが、だいぶガタがきていて、書く記事 書く記事 消えてしまう病に冒されているようで…

書くのに使うアプリを変えても 同じように消えてしまい、なんで記事すぐ消えてしまうん…と涙目になっている1号です。

本体容量は32GBなのですが、iCloudは2TBあるので、容量不足と言われても…と思ってしまう1号は 林檎教への信仰心が足らないでしょうか。

ともかく、電源入切、iTunesへの接続といった、定番の対策はひととおり試したのですが、やはりだめ。

いよいよクリーンインストールも視野に入ってきましたが、しかし、今年もう2回やってるし前回からまだ3ヶ月しか経ってないし…と、踏ん切りがつかずにいます。

Evern●te、ulyss●sといったサードパーティ製アプリを止めて、純正のメモ帳に退避して 一旦 様子見をしようと思っています。

さて。

そんな 不具合を乗り越えてでも お伝えしたいこと。

それがこれです。

ワクチン接種は、犬に学べ!

そう。

コロナ対策の話です。

今週からイギリスでも、ワクチンの接種が始まりました。

まずは重要度の高い医療や介護の従事者、そしてハイリスクな持病のある方やお年寄り、次いで一般の人…と、段階的に接種を進めていく予定だとか。

とにかくまず そうやってワクチン接種をしていくとして、問題になるのはその後です。

いま作られているコロナのワクチンは、はしかなどとは違い、一度打ったらもう一生効く というものではありません。

つまり、定期的にワクチンを打ち足さなくてはならないのですね。

そして、コロナに関しては、定期的にワクチンを打っていることが確認できないと、出張や旅行はもちろん、飲食店に入ることもできない…

そんなことも考えられます。

想像するだけで大変ですよね。

ですが、実は どうぶつたち、中でも わんちゃんはまさにこの仕組みが 既に出来上がっているのを ご存じでしょうか。

わんちゃんには、毎年1回 決められた期間に 狂犬病ワクチンを打つことが 法律で決められています。

ワクチンを打ってね、というお知らせが畜犬登録(人間でいう 住民登録)に基づいて お住まいの市区町村から届きます。

この 届いたお知らせハガキを持って、集合注射会場か 動物病院で ワクチンをしてもらいます。

※すると、先生が、ワクチンを打ちましたよ!という証明書をくれるので、それを持って お知らせをくれた市区町村へ行き、ワクチンをしました!と申告をしますと、市区町村で証明書を保管し ワクチンを打ったという記録を残してくれるほか、ワクチンをして市区町村に記録を残しました!という証明がもらえます。

この証明は、鑑札(人間でいうマイナンバーカード)に貼るシールタイプだったり、金属やプラスチックの札だったりと、自治体によってさまざまですが、これがないと入れないドッグランやトリミングサロン、ペットホテルがほとんどです。

中には、市区町村からの証明ではなく、先生のくれる証明書でもOKな施設もありますが、そうではなく 市区町村からもらう証明が必要という施設も多いのですね。

当院では、小平市小金井市にお住まいの方に限り、※より後の流れを当院で代行しています。

市区町村でもらった 証明は、ご希望により 郵送するか、取りに来ていただくまで 大切にお預かりしております。

このように、毎年 定期的にワクチンを打つ仕組み、打ったワクチンが確認できないと 行動に制限がかかる仕組み。

これから、人間も同じようになるのかもしれません。

もし、そうなったら…

一般の方は きっと大混乱するのでしょうが、わたしたちには 一日の長があります。

混乱している方に 助け舟を出す余裕が持てるといいですよね。

わんちゃん、ねこさんのワクチンは 当院で。

三密を避けて 診察しています。

あなたのご来院、お待ちしています。