はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

マイクロチップ、入れられます!

# マイクロチップ #動物愛護法 #雷 #梅雨 #迷子
いよいよ6月ですね。
先週の金曜日、ちょっと恐怖を感じるくらいの すごい雨が降ったのも記憶に新しいところです。
ちょうど車を運転していた1号、ワイパーをMAXにしても 無力化されるほどの雨の勢いに、なすすべもなく めちゃくちゃ車間距離を開けて走行しました。
梅雨が確実に近づいてきていますね。


1号が子供の頃は、梅雨の時期よりも、真夏によく雷が鳴っていた印象がありました。
雷が鳴って夕立が来ると、気温が下がって、真夏の気温から一気に涼しくなるので、祖母などはお湿りと呼んでありがたがっていた記憶があります。
でも、最近では、梅雨でも雨が降ると、雷が鳴ることも多いものですよね。


雷が鳴ると、様子の変わるわんちゃんや猫さんは多いです。
パニックを起こすほど苦手な子もいれば、そこまでではない子もいますが、やっぱり多少は変化のある子が多いですね。
雷の大きな音や光だけではなく、雷によって大気が帯電したり、気圧が急に変化するのが原因で変化が起きるので、ただ おうちの中で、嵐がすぎるのを待つしかないのが 辛いところです。


最近の急な天気の変化はものすごく、あれ、そろそろ?と思った瞬間には、もうドカーン!ときていることも多いもの。
動物たちにとっては、あーなんか嫌な感じ…と思っているところに、ウワアアアアすごい音!すごい光!!となってしまうわけで、パニックを起こしてしまうのも 無理からぬところではあります。


ひとたび パニックを起こしてしまうと、とりあえずその場から逃げ出そうと めちゃくちゃに走り出してしまうのが恐ろしいところ。
雷がおさまり、落ち着いた時には、迷子になり お家がどこだかわからなくなってしまっている…という事件も 実際に起きています。
パニックになっている最中は、いわゆる火事場の馬鹿力というのを発揮しているので、普段つけている首輪なんかも外してしまうことが多く、いよいよ お家へ帰る手がかりがなくなってしまうことも多いのですね。


そんな子にとっては、自分で取り外すことのできない マイクロチップはとても助かるもの。
迷子になり、保護してもらった時に、お家へ帰れる確率が ぐっと高まるものなんです。


動物愛護法が改正され、今後 新しく売られるペットには、マイクロチップを予め埋め込むことが義務付けられるようになりました。
今、すでに家族と暮らしているペットは、今すぐにはマイクロチップを入れる必要はないのですが、迷子になってしまった時に 早くお家へ帰って来られるように、ぜひ マイクロチップを入れてあげましょう。
当院では、マイクロチップの装着を行っています。
避妊・去勢などの手術で 麻酔をかけるついでに装着することもできますし、注射のついでに まとめて装着することもできます。
お気軽にお申し付けくださいね。


あなたのご来院、お待ちしています。