秋ですね。
先日、車で山中湖に行ってきました。
1号、大昔の 中学生だったころ、山中湖で開催されたテニスの大会に 部活の顧問のコネで参加させてもらったことがあります。
高原でテニスなんておしゃんーーー
とウキウキ出かけたものの、初戦の相手に ボッコボコにやられ…
楽しくも切ない思い出のある 山中湖なのです。
そんな思い出の地。
紅葉をライトアップしていて、とてもとても綺麗でした。
車で行ったので、我が家のチワワも同行。
ライトアップの中を ウキウキと歩いていたのですが……
ふと ライトに照らされた口元を見ると、ゾッ…とするほど、歯石がついてるー!
2007年生まれの 御年13歳。
白髪や 毛質の変化といった、見た目の老け感には 気がついていたものの、
動きがまだまだ チョロチョロしているせいか、お口の中までは…
油断しておりました。
とはいえ、我ながら 良い時期に気がつくことができました。
というのも、秋は 歯石取りや避妊・去勢など、麻酔をかけるのに適した季節だからです。
当院では、真冬、真夏は もう 生きているだけでも大変なので、麻酔をかけての手術は あまりお勧めしていません。
残暑の厳しい時期や、めちゃくちゃ寒い時期も 同じこと。
もちろん、何かを飲みこんでしまったとか、子宮蓄膿症になったとか、尿石が詰まったといった、ほかにどうしようもない場合は 例外ですがね。
ですが、今くらいの時期ならば。
麻酔のかけ時です。
12月になってしまうと、師走という名前のとおり、なんだかバタバタと落ち着きません。
しかも、そうこうするうち、寒さはえげつないことに。
でも、今のうちにやってしまえば、スッキリとした状態で 年末を迎えられますね。
改正された 動物愛護法。
マイクロチップの装着が 義務付けられます。
既に、家族として暮らしている場合には、義務は免除されるとはいえ、災害などの多い今、着けておくにこしたことはありません。
東日本大震災のときも、マイクロチップを着けていた子は、100% 家族のもとへ帰れたそうですから。
この マイクロチップ。
注射をするのと同じ方法で 身体に入れることになります。
ふつうに 意識のある状態でも、問題なく装着は可能で、実際 1号家のチワワも 抱っこしながら装着したのですが、
どうせ麻酔をかけるのならば ついでに入れてあげれば、痛い思いをする回数は 少なくしてあげられますね。
歯石取りでも、避妊・去勢手術のときでも、麻酔をかける機会があれば 一緒に済ませることができますから、お気軽にお知らせください。
秋は、麻酔のかけどき。
歯石取りも、予防的な手術も、今がチャンスです。
そして、いま、麻酔をかけるなら。
ぜひ、ついでに マイクロチップも!
あなたのご来院、お待ちしています。