はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

ムダ毛の処理をしに、動物病院へ行こう

togo、してますかー!
無限くら寿司、トリキ錬金など、連日 キャッチーな言葉を耳にするようになりました。
ほんとうにこういうとき、われわれ日本人の言葉遊びのセンスというか、そうやって 現状を楽しもうとする力はすごいなと思います。


さて。
お寿司も 焼き鳥もいいのですが、どちらも 夜に食べることが多いものですね。
今夜は行こう!と思ったとして、それまでの時間。
なんとなくスマホゲームなどして 過ごしていませんか。
そんなときこそ 動物病院へ行きましょう。


なぜか。
それは、ふだんの様子を 先生に知っておいてもらうためです。


調子の悪いときに 病院へ行くだけだと、先生には ふだんの様子がわかりませんね。
ですから、飼い主様の言葉を頼りに 状況を判断することになります。


でも、そうすると何が起きるかというと、
・心配のあまり大げさに伝えてしまう->本来使う必要のなかった強い薬や検査をすることになる
・表現が大げさになっているだろうと、先生が控えめに判断しすぎてしまう->本来使ったほうがよかった薬や、やったほうがよかった検査をせずにいてしまう
という事態に。


あまり いいことはありませんよね。


そこで、ふだんの状態を知ってもらうために 病院へ行きましょう。
と言っても、用もなく行きづらい…という方。
わかります。
なんか売りつけられそうですよね。


そんな方に当院が常におすすめしているのは、爪切り。
それから、コロナ禍のいま、特におすすめしたいのは、足の裏のムダ毛カットです。


わんちゃんもねこさんも、足の裏にムダ毛が生えているのをご存知でしょうか。
これが案外悪さをするのです。
具体的には、毛が伸びてしまって 肉球にかぶると、ツルンと足が滑ってしまうのですね。


普段なら、お散歩をしたり、公園で駆け回ったりしているうちに、自然とすり切れますので、気にしたことない!という方も多いのです。
でも、コロナで外出を避けるようになり、外で過ごす時間も減り。
となると、毛はすり切れませんので、伸びてしまうのですね。


しかも、もうすぐ 季節は冬…
寒さから身を守るため、冬はどうしても毛が長く、厚くなりがちです。
ただでさえ、冬の間、肉球は乾燥して 滑りがち。
そこに、ムダ毛が重なれば…
滑って転ぶリスクは とても高くなってしまいます。


とはいえ、ムダ毛をカットすべきエリアは、人間でいえば 指の間。
形が複雑で、皮やスジも入り組んでいますので、手を しっかりと広げてあげなければ、ケガをさせてしまうかもしれません。
実際、慣れないトリマーさんのカットモデルをした子では、お腹や 足裏のムダ毛のカットのときに 引っ掛けられて皮膚が切れた!という事故、とても多いんです。
慣れないとはいえ、専門学校で勉強をしてきたはずのトリマーさんでも 事故を起こしてしまうくらい、ムダ毛のカットは難しいんですね。


当院では、足裏の解剖学的構造を熟知した 獣医師や看護師がムダ毛カットを行います。
ひとりでカットをすることはなく、必ず ペアになってカットしますので、安心ですよ。


また、運が良ければ、当院の至宝・トリマーUさんにカットしてもらえるかもしれません。
というのも、当院のトリミングチーム、ふだん トリミングルームにこもってずっとカットを続けていますが、構造的にトリミングルームには窓がありません。
そこで、たまに、気分転換と深呼吸のため、Uさんがトリミングルームを出てくることがあるのですね。
タイミングが合えば、そのまま ムダ毛カットをしてもらえることがあるんです。
やはり、仕上がりの美しさや カットの速さは、本職のトリマーさんには敵いません。
彼女たちは、私たちがカットしている間に カットが終わるどころか、道具の手入れまで 終わらせてしまいますからね。


さて、そんな 運試し的要素もある ムダ毛カット。

当院でのトリミングは、一般サロンでは受けられない体調の子専門なのですが、ムダ毛カットなら 一般サロンでも受けられる子でも対応しています。

街のトリミングサロンで受けるより、かなりお安く 受けていただけますし、
お時間も そんなにかかりませんので、無限くら寿司や、トリキ錬金の前はもちろん、そうでない時でも お気軽にご来院ください。


あなたのご来院、お待ちしております。