冷え性で低血圧のくせに、薄着で寝たい1号です。
寝具はガーゼケットに、毛布、布団、毛布の4層で、ファラオみたいにぐるぐるに包まって寝ていますが、それでもそろそろきつくなってきました。
そんな時期、お世話になるのが電気毛布で、おもに布団に暖気を溜めておくことで 最高の快適性を得られます。
布団の中に温かい物があるのって いいですよね。
そんな季節。
わんちゃんやねこさんと布団の中でぬくぬく過ごしたい、と思われている方も 多いのではないでしょうか。
どうぶつたちにとっても、みなさんと一緒に眠ることは嬉しいことが多いようですよ。
でも、同じ布団で寝ることには良い面も悪い面もあるんです。
一緒に寝ることの良い面は、やはりどうぶつたちがみなさんとの絆をより感じられて、信頼感が深まることです。
布団の温かさの中で安心感が増し、どうぶつたちにとっても リラックスできる時間が生まれますよね。
わんちゃんやねこさんのストレス軽減にもつながりますし、どうぶつたちもみなさんと同じ空間で安心して過ごすことができて、夜間の孤独感も減るため、結果的に喜ぶ子が多いようです。
しかし、同じ布団で眠ることにはまた リスクもありまして。
特に、まだどうぶつたちとしっかりとした上下関係ができていない場合、彼らが「自分がリーダー」と感じてしまうことがあります。
こうなると、どうぶつたちの態度は変わりますから、家族の関係性に悪影響を与える可能性があります。
また、分離不安を持つ子が一緒に寝ると、不安がさらに強まってしまうことも。
常にみなさんと一緒にいることで安心できる反面、いざ離れると よりいっそう強いストレスを感じることが増えますから、
辛い思いをする頻度が増したり、辛さの度合いが大きくなったり。
普段の生活に 支障が出ることもありますよ。
さらに、皮膚病があるわんちゃんやねこさん、もしくはフケが多い種類のどうぶつたちと一緒に寝る場合は、
みなさんにアレルギー症状が出やすくなることもありますので、注意が必要です。
また、ダニやノミがいると、どうぶつたちから布団に移ることもあり、みなさんの健康への影響が大きいです。
定期的な駆虫や清潔な寝具の維持が とても重要で、もしそこまで手が回らなければ、みなさんにもどうぶつたちにも 悪影響が出かねません。
そう、どうぶつたちと一緒に寝ることを「良い」や「悪い」と断言するのは難しいことなのです。
みなさんの生活スタイルや、わんちゃん・ねこさんの性格や関係性、健康状態によって判断することが大切ですよ。
ただし、小さなお子さんがいるご家庭では、リスクが高くなることも 事実です。
特に、家族全員が寝ている時、つまり 大人が見守れない状況では、どうぶつたちと一緒に寝るのは 避けた方が安全と考えています。
これからの寒い季節、どうぶつたちと心地よい睡眠を楽しむためにも、
みなさんもどうぶつたちも リラックスできる環境づくりを心がけましょう。
冬は温かさが恋しい季節。
大切で大好きな家族は、特に温かい存在ですよね。
みなさんのご来院、お待ちしています。