はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

夏の大やけどにご用心。アレを見逃していませんか!?

暑い日が続きます。
日中 あまりの暑さに、我が家のチワワも グッタリ伸びていました。
こんなにも暑いというのに 超強力スチームの パワフルアイロンを手に入れてしまった1号。
こちら 取っ手が取れる♪ティファールの出している イージープレシングという機種で、引金を引くだけで ワクワクするほど 大量のスチームが出てくれるので、
コットンだろうが リネンだろうが、タテ型の洗濯乾燥機でついたチリチリのズボンのすそや 一日折り返して着ていたシャツの袖だって、ビシィッとシワが伸びる逸品。
これでアイロンをかけたシャツの感じがあまりによくて、ついついすぐまた袖を通しては また洗濯してアイロン…の無限ループです。

さて。
こう 急に暑くなってくると、昼間の暑さを避けて 朝晩に散歩をする方も 多いのですが、
特に夕方 かわいそうな子を見かけることが増えてきました。
それは アスファルトによる 足の裏のヤケド。

日中、太陽に照らされ続けたアスファルトは、日が落ちてすぐは まだ暑いんです。
真夏の海水浴場で、砂浜を裸足やビーチサンダルで歩き、「アッツ!熱!地面が熱ーい!」と なったことはありませんか。
あれと同じことが 夕方のアスファルトを歩くわんちゃんの足の裏にも起こっているんです。
靴を履く私たちは 気づかないのですが、わんちゃんたちは裸足。
肉球が靴の代わりをするとはいえ 体の一部ですから、あまりに熱いアスファルトを歩くと ヤケドしてしまうんです。
一緒にお散歩していると、意外なほど 歩き方がいつもと違うのに気づきません。
アチチ!となっていないか、少し気にして見てあげてください。

そして、アスファルトが熱いだろうからと すっかり日が暮れてからお散歩する方も、マンホールの蓋は見逃しがち。
金属なので 気温が下がれば早く冷めると思いきや、周りのアスファルトがアツアツだと 冷めにくいものも。
熱いのなら自分で避けるだろう…と思いきや、匂いを嗅ぐことに集中していると、ついついマンホールを踏んでしまって ヤケドする子がけっこういます。

太陽に一日照らされたマンホールの蓋や アスファルトは、アイロンと同じ。
わんちゃんがウッカリ踏んで 大やけどをしないように、気をつけてあげてくださいね。

万が一の ヤケドのときは、当院にご相談ください。
ヤケド していなくても、お散歩の途中 涼みにお立ち寄りいただけます。
あなたのご来院、お待ちしています。

夏のわんちゃんに多い病気(2) 熱中症編

熱中症
ちょっと前までは、「日射病」「熱射病」なんて言い方もありました。
基本的には同じ、暑さ負けによる体調不良なのですが、ひどくなると命に関わる病気です。
わんちゃんに限らず、どうぶつというのは、寒さよりも暑さに弱いです。
夏になると、日陰でグターッとしている外猫さんを見かけること、ありませんか。
家の中で、わんちゃんや猫さんのいつもいるところがいちばん涼しい、なんて話も、よく聞きます。

どうぶつたちがこのように暑さに弱いのは、毛皮を着ていることと、ヒトのように汗をかいて熱を発散できないことが原因です。
たとえば、南極でソリを引いたりする ハスキー犬。
あの子たちは、マイナス何十度という環境でも凍えずにいられるために、あたたかく、そして雪や氷でケガをしないようなじょうぶな毛皮になるよう 品種改良を重ねてきました。
そして、わんちゃんは足の裏からしか汗をかけません。
からだにこもった熱は、口を大きく開けてハッハッと息をする=パンティングでしか発散できないのです。
もし、ぴったりしたサウナスーツの上に南極へ行くようなコートを重ね着して、日本の真夏にクーラーなしで過ごしたら…?
炎天下の車の中で待たされたら…庭先の熱いコンクリートの上に立たされたら…
ごく短い間だったとしても、暑さで体調を崩してしまいますよね。

わんちゃんの場合、暑さによる体調不良は、まずおなかにくることが多いです。
吐いたり、下したり、そこまでいかなくても お腹がギュルギュルいう音が聞こえたり。
梅雨の晴れ間に わんちゃんのお腹の具合がおかしかったら、もしかしたら日中 暑い時間帯があるのかもしれません。
この時期、びっくりするくらい部屋の奥まで 西陽が差し込むことがありますし、いつも隠れる涼しい部屋に 今日はたまたま荷物があって入れなかったのかも。
日中いっしょに過ごせる方も、目を離す時間帯って きっとありますよね。
そんなとき、わんちゃんたちは毛皮とサウナスーツを着ているんだ…、と 考えてあげてください。
自分が毛皮+サウナスーツではきついな…と感じる気温なら、ためらわず クーラーをつけてほしいと思います。


以前、車で少しだけ待たせて戻ったらわんちゃんが倒れてしまっている!グッタリしてしまって呼びかけにも反応しない!どうしたら!!?!というご相談を受けたことがあります。
お休みの日だったので、家族で遠出して、コンビニに立ち寄って車に戻ったら そんな風になってしまっていると、パニックになってのお電話でした。
たまたまコンビニで買っていたつめたい缶コーヒーを おなかなどの皮膚の薄いところに当てて、クーラーをフル稼働させながら とにかく近くの動物病院へ!とお伝えし、なんとか 退院できたと聞きました。

こんなとき、つめたい水をかけてあげたら 早く涼しくしてあげられるかも…なんて思いがちですが、実はこれ やってはいけないんです。
というのも、熱中症だからと冷やしすぎて あっという間に今度は低体温症になってしまった ということがよくあるから。
からだを冷やすのをやめるタイミングを見誤ると、また別の病気を引き起こしてしまう可能性があるんです。
つめたい水をからだに直接かけてしまうと、毛皮がびしょ濡れになりますよね。
そうすると、冷やすのをやめたいタイミングでも からだがどんどん冷え続けてしまい、かえって違う病気を招いてしまう可能性も。

知識の備えはばっちりと、でも 活用する必要のない夏をお過ごしください。

夏のわんちゃんに多い病気 (1) 膿皮症(のうひしょう) 編

空梅雨… とは言いながら、湿度高めの 関東地方です。
気温が高くても、湿度が高くても、風があれば すこしはいいんですが…
暑くてベタ凪ぎのスッキリしない時期に いよいよ差し掛かってきたようです。

さて、そうなってくると 明らかに増えてくるのが 皮膚病。
中でも、膿皮症(のうひ・しょう)という病気が、とにかく多くなります。
ときどき、「ろうひしょう?」と 聞き間違えてしまう方がいらっしゃいますが、浪費ではなく 膿皮 です。
人間の子どもに多い とびひ(伝染性膿痂疹)なども、この一種で、
皮膚の常在菌が、小さなキズに入り込んで大暴れする…というのが 基本的な病気の流れ。
とびひとは違い、わんちゃんの膿皮症の場合には、
どんどん症状が広がったり 別の子にうつったりということはない とされてはいますが、経験上 まったく広がらないわけではないことが多く、
一か所できたものを様子見しているうち、かゆがってなめたりかじったりして 気がつけば何か所も赤くなってしまっている…なんてことがよくあります。
蒸れやすいおなかやお股、おしりなどに、赤くて丸いハゲや、カサブタが剥けたあとみたいなエリアがいくつも出来てしまうこともあり、「先生、赤剥けになっちゃった」「おなかにいっぱい部分ハゲができちゃったのよねー」なんて言いながら ご来院される方もいらっしゃいます。

かゆみが強かったり、皮膚の状態によっては、飲み薬や塗り薬が出ることもありますが、
当院では ある程度症状の落ち着いた子には、薬用シャンプーを使った 薬浴による治療を おすすめしています。
薬浴治療は、シャンプーを正しく使い、しっかりと洗い流し、そして徹底的に乾かすことができれば、
行きつけのトリミングサロンやおうちでもできる治療方法です。
お薬での治療とは違い、症状がおさまったら 残りは取っておいて、また悪化したら使う…というやり方もできるため、
体質で、時期になると繰り返してしまう子などは、悪化してしまう前に…と、早めにシャンプーだけ 確保しておくという方も。
お仕事などで 病院へしょっちゅう連れて行くことが難しいという方にも、たいへんご好評をいただいています。
それだけではなく、このシャンプー+ひどいときだけ塗り薬・飲み薬の治療法で、長年手放せなかったおくすりを ストップできた!という方もいらっしゃいます。
シャンプー?薬浴?気休めなんじゃないの?と思われる方もときどきいらっしゃるんですが、効果もしっかりある治療法なんです。

シャンプーを処方するときには、ご希望の方には 当院トリミングチームより、薬用シャンプーの効果を最大限に引き出せるような洗い方を熱血指導いたします。
シャンプーの方法を変えたら、症状が劇的に改善した!という方も。
サラッといえば、患部は指先でなく手のひらでさすって洗う・もういいかな?と思った時点からさらに3分は長くすすぐ・地肌をとにかくしっかりと乾かす の3点がポイントです。
最後が 特に大事で、「ドライヤーをいやがるから」「夏だし乾くでしょう?」「汗ばんでいるから…」とかなんとか言いながら、半乾きで済ませてしまうと 皮膚の状態はてきめんに悪化します。
大きな音のするドライヤー、苦手な子も多いんです。
そんな子でも 我慢できるよう、ブラシやタオルを駆使して わんちゃんにいやな思いをさせずに素早く地肌まで乾かすコツも お伝えします。
ちなみに、わんちゃんは体の表面からは汗はかきませんので、お風呂上がりも「汗ばむ」ことはありません。
乾かしても乾かしてもすぐ汗をかいてしまって乾かない!なんてことはありませんので、ご安心ください。
この乾かし方をマスターしておくと、ご自分にはもちろん、子どもやシニアの方などの入浴後に、髪を乾かしたい時にも使えるので、便利ですよ。
1号も 子どもとお風呂に入っているのに お風呂上がりの所要時間がだいぶ短く済んでいるのは、この 早い乾かし方を教わったからなんです。

トリミングした直後だけはキレイ とか、おくすりを飲んでいるときだけは調子がいい とかでは、なんだかなーと思いませんか?
おうちで、ふつうに生活する中でもできるケアで、症状がおさまるかもしれません。
ぜひ一度、当院にご相談ください。
あなたのお電話をお待ちしています。

うっ、動くきしめん!?サナダ虫(瓜実条虫)は、ノミからうつります!

真田丸 という単語を見るたびに、どーーーーっしても 思い出してしまうんです。
動くきしめんのこと…。

サナダ虫 こと、瓜実条虫(うりざね・じょうちゅう)。
うちの子のウンチの中に動くきしめんがー!と、叫びながら来院される方、
だいぶ少なくはなりましたが まだまだいらっしゃいます。

この サナダ虫、ノミがいると 感染するリスクがぐんと上がります。
というのも、幼虫がノミの体内にいるから。
猫ちゃんやわんちゃんが、毛づくろいのときに ノミごと幼虫を飲み込んでしまって 感染したり、
知らずに ノミを踏みつぶした手足をなめて 感染したり。

実はこれ、人間にも同じことがいえるんです。
あなたにキスしようとしている そのわんちゃん、
さっきまで毛づくろいしていませんでしたか?
舌に ノミの死がいや サナダ虫の幼虫がついているかもしれません。
一日仕事や学校をがんばったあなたが モフモフしようとしている その猫ちゃん、
よーく見たらノミがついていたりしませんか?
幸せいっぱいに モフモフしているあなたの 口の中に、サナダ虫の幼虫ごと ノミが飛び込んでくるかもしれませんよ。
なんでも口に入れてしまう赤ちゃんや、紙をめくるときについ 指先を舐めるくせのあるおかあさん。
危険です。
おもちゃ箱からポイポイとおもちゃを投げてあそんだときに、偶然ノミを潰してしまったかも。
立ち上がろうとテーブルに手をついたとき、知らぬ間に 幼虫が手についてしまっているかも。

うんちに 動くきしめんが出てくると、おしりがものすごくかゆいんです。
それに…
お子さんが感染した場合、かゆいだけではすまない可能性があります。

1号の個人的な経験ですが、小学校の同級生で ギョウ虫検査に引っかかった子がいました。
このギョウ虫検査、去年 完全に検査の義務がなくなったのですが、20世紀に小学生だった1号は バリバリの検査世代。
朝いちばんで おしりにセロハンを貼りつける…なんて、小学生にとっては異常事態でしたから、検査の数日前から クラスじゅう大騒ぎだった記憶があります。
そんな中、ドッジボールが得意でガキ大将だったMくんが、まさかの陽性。
プライバシーとかの配慮があまりされなかったのか、その日のうちにはクラスは全員が知っていた気がします。
その日から彼のあだ名は「ギョウ虫」。
ドッジボールで彼の投げたボールに当たり、「ギョウ虫がうつったー!」と 泣き叫ぶ女の子も出るしまつで、Mくんはすっかり意気消沈、不登校となり、中学生になったときには 押しも押されぬりっぱなヤンキーに…。
目に見えないくらい小さな卵が、セロハンにちょっと貼りついただけのことなのに、Mくんは人生を狂わされたわけです。

これがもしサナダ虫だったなら、さらにえらいことになるでしょう。
なんせ、ウンチに動くきしめんがいるわけですから。
ギョウ虫 こと Mくんの比ではないくらいのいじめが待っているかもしれません。
あなたのお子さんや、お孫さんが、ノミ対策をしていなかったばっかりに サナダ虫のせいで人生を狂わされてしまったら。
そんなの、かわいそうすぎますよね。

わんちゃん、猫ちゃんの、ノミ対策をすれば、サナダ虫のせいでいじめられてしまう可能性は かなり下がります。
おさんぽや、ベランダでの日なたぼっこでも、ノミがついてしまうことはありますから、
インドア派だからと 油断は禁物。
当院では、つけるタイプのおくすりのほか、食べるタイプのおくすりも処方しております。
シャンプーやトリミングのタイミングを合わせる必要もなければ、ちゃんとついたかな?と心配しなくてもいい上、
フィラリアなど 他のおそろしい寄生虫も予防できるおくすり、
まずは今月 試してみませんか。
あなたのご来院、お待ちしております。

おそろしい虫にご用心!対策はこちらから☆

子どもの耳に 巨大な赤いデキモノができてビックリ仰天した1号。
かかりつけの先生に相談したら、アッサリ「虫刺されです、蚊でしょうね」と…。
乳幼児は、蚊に刺されて ビックリするくらい腫れることがあるんだそうです。
塗り薬で アッサリと良くなり痕も残らず 一件落着。
ひと安心しました。

この時期、どうしても 虫刺されが多くなってきます。
中でも、大問題になるのが ノミとダニ。
どちらも、こわーい病気をうつすばかりか、それ自体が ものすごく痒くてたいへんなんです。

ノミは、ノラ猫ちゃんには ほぼ間違いなく付いています。
ノラでなくても、外へ出る子は 対策をちゃんとしてなければたいがいノミが付いています。
わんちゃんも、公園や野原など 自然に触れる機会のある子は、付いてしまう可能性があります。
一度、家に入り込むと、しつこくしつこく残るので、お散歩に少しでも出る子は 必ず対策を!

わんちゃんや猫ちゃん経由でノミが家に入り込み、飼い主さまにつくと、ノミアレルギーを発症することがあります。
ものすごくかゆいだけでなく、皮膚がブッツブツになり、痕が残ることが多いようで、「夏だけど恥ずかしくて脚が出せない」とおっしゃる方 とても多いです。
恥ずかしい どころか、「自分の脚だけど気持ち悪くて、視界に入れたくなくて、履かざるをえない」とまで おっしゃる方も。
暑いのをがまんして 真夏に長ズボンやタイツを履くはめになるの、つらいですよね。

また、ダニも この時期おそろしい虫のひとつ。
わんちゃんや猫ちゃんが 公園などの野外から持ち込んでしまうダニは、カーペットなんかに付いているようなダニとはちがい、
さまざまなおそろしい病気を媒介する マダニ というダニです。
家の中などにふつうにいるダニとはちがい、大きくてしつこいマダニは、一度噛み付くとと 1週間くらい噛みつきっぱなし。
時間をかけてじっくりと血を吸い、代わりにおそろしい病原体をうつすことがあるんです。
しかも、無理やり引き剥がすと、噛み付いた口の部分が 残ってしまうことも。
そこからばい菌が入り込んだり、また別の病気になったりと、ダニに噛まれたことで どんどん負のスパイラルにはまることが とても多いんです。
マダニは、たくさんのおそろしい病気を媒介しますが、中でもSFTSという病気が 最近大きな問題になっています。
これは、死んでしまうこともあるのに、治療法のまだない病気。
狂犬病とおなじなんです。

このような、おそろしい病気から 家族を守るため、
ノミ・ダニ対策は、動物病院で きちんと処方してもらいましょう。
やっっすいけど 効果は微妙なもの 使っていませんか?
並行輸入品や首輪、ウエア、アロマなど、怪しげなもの 使っていませんか?
せっかくお金や手間をかけるなら、ちゃんと効果のあるもの 使いたいですよね。
効果のあるかないかわからないものを、皮膚に付けたり飲ませたり…それって、なんかおかしくないですか?
大切な家族だからこそ、信頼できるものを 使ってあげましょう。

信頼に応えたい。
あなたのご来院 お待ちしています。

暑いサイン、見逃さないで!サマーカットのご予約はお早めに☆

あっついですねー!
保育園に着くころには 子ども以上に汗だくの1号。
こんなに汗をかいているのに、体重がいっさい減らないのが不思議です。
もしかすると 1号って 物理学の常識を超えた存在なのかも…

1号は暑さにやられて 少々おかしくなっている様子ですが、
実際 この急に続いている暑さで 体調がおかしくなっている子が増えています。
吐いたり 下したり、そこまでいかなくても 食欲が減ったり なんとなく元気がなかったり。
それ、みーんな 暑いよー のサインなんです。

ただ暑いところにいるだけで、体力はどんどん奪われていきます。
わんちゃんたちは、毛皮を着ていますから、暑さがいっそう堪えます。
少しでも涼しくなれるよう、毛皮の層を減らしましょう。
そのためには、やっぱりサマーカット。
仕上げの長さは1cm以内、真夏には5mmくらいが 涼しさも長持ちします。

このくらい短くするとなると、おうちでのバリカンで ケガをさせてしまうリスクがとても高いですから、やっぱりプロのカットがおすすめです。
あばれん坊や怖がりで、よそのサロンで断られた…という子や、相性の悪い方がいて トリミングがトラウマになってしまった子も、ご安心を。
全国を渡り歩いたけど、うちの子をカットできたのはUさんだけ!と言わしめた スーパートリマーさんを有する 当院。
この夏はサマーカットに!いっしょに チャレンジしてみませんか。

トリミングのご予約枠、どんどん埋まってきています。
週末や 朝早い枠から どんどん埋まってしまいますから、ご希望のお日にち・時間帯のある方は お早めにお電話ください。
お電話、お待ちしています。

動物病院がおしえる 必殺・ペットの毛のお掃除法!

抜け毛、舞ってますかー?




夏も近づく 八十八夜。

最後まで頑張ってきた 冬毛がついに抜けて、夏毛に生え変わる時期。

抜け毛舞い散る 季節ですね。






わんちゃんの足腰のためにと、床を絨毯敷きにしている方も 多いと思いますが、

今の時期は あちこち毛だらけになってしまって 見て見ぬ振りをしていたりはしませんか。

…でも、重い掃除機を持って、力を入れてグイグイ吸うの たいへんですよね。

汗だくになるし、たいへんなわりに イマイチ毛が取れないし。




実は、当院も 玄関やトリミングサロンの入り口にマットを敷いています。

毛を院外へ出して ご近所迷惑にならないためのマットですから、ものすごく毛の絡みがいいのですが、

掃除機できちんと吸っておかないと 役割を果たしてくれないので、

掃除機づかいが とても大切なんです。

でも、当院スタッフ、汗だくになって必死に掃除機をかけている人は 誰もいません。みんな朝から、涼しい顔で掃除機がけしています。

それは、コツをつかんでいるからなんです。




コツ① ヘッドはゆーっくり動かす




掃除機をすばやく動かすと、ゴミを取り残しやすくなる…と メーカーさんはみんな言っています。(1号調べ)

なので、とにかく ゆーっくり ゆーっくり動かすことを心がけます。

自走式ヘッドの掃除機なら、手は掃除機を支えるだけ。

掃除機を床にグイグイ押し付けたり、無駄に早く動かしたりすると、疲れるわ 吸えないわで、散々な目にあいますよ。




コツ②取れないごみはちょこちょこ掛けが効く!





そうはいっても、取れないごみ、ありますよね。

ちょっと塊になった毛とか、紙くずみたいなもの。


手で取れるかもしれないけど、触るのもイヤだし…


そんなとき、掃除機をちょこちょこ動かすのが効くんです!


ごみやその周りを、つめでカリカリ削り取るようなイメージで、ちょこちょこと動かしてみてください。


そのとき、力を入れないのがコツ!





基本的には、ヘッドはゆっくり動かし、しつこくへばりついて取れないゴミだけ ヘッドをちょこちょこと動かす方法。


ぜひ、一度 お試しください。


思っていたよりもずっと簡単に 毛だらけのじゅうたんがきれいになりますよ!





動物病院が教える おそうじのコツ…でした。


1号、ほんとうは おそうじ 苦手なんですけど。(="=;;;;;;;;;;;;;;;;;)


おそうじ好きさんにも、おそうじ苦手さんにも 優しい病院を目指しています。

あなたのご来院、お待ちしています。