寒さのピークも後半戦…と信じています。
都内は、昼間でも気温ヒトケタ台が続き、朝晩はさらに冷え込むこともあるので、体調管理がますます大切になりますね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
寒い日が続くと、わんちゃんやねこさんも お外に出るのを嫌がったり、活動量が減ってしまうことがあります。
でも、運動不足が続くと体重が増えたり、ストレスが溜まったりと、健康に影響を与えることも。
今回は、そんな寒い冬でも楽しみながらできる、室内遊びを活用した運動不足解消法をご紹介します!
室内遊びを楽しむ前に気をつけたいこと
思いっきり遊べるように、まずは室内の環境を整えることが大切です。
遊ぶ前に、以下のポイントを確認してみてくださいね。
室温を適切に保つ
室温が低すぎると、わんちゃんやねこさんの体が冷えてしまいます。
わんちゃんやねこさんが快適に過ごせる目安は18~22℃前後と言われていますので、エアコンやヒーターを使って 室温を保ちましょう。
ただし、暖房器具の近くは熱くなりすぎる場合があるので、適度な距離を取ってくださいね。
床ですべらないようにする
わんちゃんやねこさんが遊ぶ際に、フローリングの床は 足がすべりやすいことがあります。
足腰に負担がかかるだけでなく、ケガの原因になることも。
夢中になると、つい無茶な姿勢でジャンプしたり、急ターンしたりしてしまい、ギックリ腰や靭帯を痛める可能性がありますから、
あらかじめ 滑り止め加工のマットやカーペットを敷くなどして、安全に遊べる環境を整えてあげましょう。
わんちゃん向けの室内遊び
まずは わんちゃん向けの遊びをご紹介します。
わんちゃんは、飼い主さんとの触れ合いが大好きな子が多いので、コミュニケーションを取りながら体を動かせる遊びがおすすめですよ。
1. 室内での「持ってこい遊び」
ボールやおもちゃを投げて持ってきてもらう「持ってこい遊び」は、家の中でも気軽に楽しめる運動です。
廊下やリビングなど、安全に走れるスペースを確保して行いましょう。
おもちゃの素材は柔らかいものを選ぶと、家具や壁を傷つけずに安心です。
また、夢中になると 飲み込もうとしてしまうことがあるので、飲み込めないサイズのおもちゃを選ぶようにしてくださいね。
2. 知育おもちゃで脳も体も刺激
市販の知育おもちゃにおやつを隠して探してもらう遊びは、わんちゃんの好奇心を刺激しつつ、適度な運動にもなります。
「どこかな?」「がんばれ!」と声をかけてあげると、さらに楽しく遊べますよ。
1号家では、コングを使っていました。
チワワにはハマらなかったのですが、ビーグルとシェパードはわりと気に入っていましたし、
仲良しのラブたちも大好きだったので、たぶん 食欲旺盛タイプの子たちは コングがハマると思います。
3. かくれんぼで楽しむ
意外とわんちゃんが大好きなのが、かくれんぼ!
みなさんが部屋の隅やカーテンの後ろに隠れて、「ここだよ!」と呼んであげると、わんちゃんが探しに来てくれます。
一緒に遊ぶことで絆も深まりますし、何よりかわいいので ぜひお試しください。
ねこさん向けの室内遊び
ねこさんは自分のペースで遊ぶのが好きなので、興味を引きながら無理なく体を動かせる遊びがおすすめです。
1. 猫じゃらしで追いかけっこ
ねこさんの運動不足解消といえば、やはり猫じゃらしです。
狩猟本能をくすぐる遊びなので、特に若いねこさんにぴったりですよ。
ただし、飲み込めるサイズだと、リスクが爆上がりなので、おもちゃのサイズ選びは 慎重に!
2. ダンボールや紙袋を活用した遊び
家にあるダンボールや紙袋は、ねこさんにとって立派なおもちゃになります!
中に入って遊ぶだけでなく、入り口を複数作ると トンネルのように楽しめます。
ねこさんの好奇心をくすぐる、簡単な工夫で 楽しい時間を過ごせますよ。
3. 高低差を利用した遊び
ねこさんは上下運動が好きな子が多いです。
キャットタワーや棚を活用してジャンプできる環境を作ると、自然と体を動かしてくれますよ。
ジャンプしたことがなくて引いちゃってる子も、おもちゃを棚の上や隙間に置いて誘導すると、あっという間に 夢中になります!
遊びを取り入れてストレス解消もできたら 一石二鳥ですよね。
このような室内遊びは、運動不足の解消だけでなく、わんちゃん・ねこさんのストレス発散にも役立ちます。
一緒に遊ぶ時間を作ることで、絆も深まり、わんちゃん・ねこさんの表情が より生き生きとするはずです。
そして、寒い時期は 運動不足やストレスによって 体調を崩しやすいこともあります。
万が一元気がない様子が見られたら、早めに動物病院で相談することをおすすめします。
みなさんの うちの子に刺さった遊び方、ぜひ 教えてください。
みなさんのご来院、お待ちしています。