はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

避難への備え。ごはんの備蓄、してますか?

生活の基本とされる 衣食住のうち、特殊な場合をのぞき どうぶつたちが必要とするのは食と住。
住 編だった前回に引き続き、万が一への備えのおはなしです。

ごはんの備え、していますか?
腎臓や肝臓の弱い子や、石のできやすい子など、ふだんから処方食を食べている子はもちろん、そうでない子も。
ごはんの備え、実はとっても大事なんです。

災害時はもちろん、年末年始や お盆など、物流がいつもより滞りがちな時期。
ペットフードは、わたしたち人間のためのものに比べて、どうしても優先順位は低くなります。
こういったときは、それでなくても 非日常になってしまいがちですから、せめてごはんだけでも 日常を。

また、どうぶつたちは、わたしたちとは違い、いつも同じものを食べるような身体のつくりになっています。
今日はA社のカリカリ、明日はB社のパウチで明後日はC社の缶…と、短いサイクルで食べるものがどんどん変わるような食生活は、実はとっても負担なのですね。
ずっと同じじゃかわいそう、と思われるかもしれませんが、それが一番どうぶつたちの身体に優しい食生活なんです。
非日常のなか 食べなれないものを食べることで、吐き気や下痢など おなかの具合がおかしくなるかもしれません。
そうなったとき、避難先や 年末年始では、いつもの先生に診てもらえるかどうかも、いつものおくすりがもらえるかどうかもわかりませんよね。
吐き気や下痢が続くと、全身のミネラルバランス、イオンバランスが崩れます。
身体のなかが、熱中症に近い状態になることも。
そうなると、命に関わることもあるんです。

せっかく同行避難したのに、せっかく楽しい年末年始なのに、そんなことになったら悲しいですよね。
そうならないためには、いつものごはんを少し多く 手元に確保しておくこと。
具体的には、未開封のごはんを 常にひとつ以上持っておくのが安心です。

当院では、ごはんの直送も承っています。
当院があなたの子のために処方した いつものごはんが、メーカーさんから 直接おうちに届きますから、新鮮で安心。
古いものをあげたくないから…と、ごはんの買いだめをしない派の方。
お店の倉庫で長く眠っていたようなごはんより ずっと安心できますよ。

年末年始が近くなると、メーカーさんの在庫も少なくなります。
確保しておくなら、いまのうちに。
受診なしでも、ごはんのご注文をいただけます。

避難への備え。ケージのおはなし

地震の相次ぐ日本です。
地震そのもので傷ついた人も、避難や関連したあれこれで傷ついた人も、そしてそのどうぶつたちも。
心や身体が、少しでも楽に、そして早く治るといいなと思います。

考えたくない万が一だけど、備えておいたほうがいいもののひとつに、ケージがあります。
クレート とか キャリー などとよぶ人もいますね。
これは、普段使いもできるものなので、銀色の非常持出袋などとは違い 備えてます!感があまりないのもいいところ。
さらに、ヘルメットなどと違い、普段使いしても劣化していかないのも 魅力です。

この ケージ、ざっくり分けると ハードとソフトに分けられます。
ハードケージは、形が変わらないもの。
ソフトは、いわゆるかばんやスリングのように、柔軟に形を変えるものです。
中でも、災害に備える という目的では、当院のオススメはハードケージ。
バリケンネルなどの ブランド品でなくても、IATAイアタ という基準を満たすものなら、国際線の飛行機などに乗るときも使えますし、一定の品質が保証されるので 安心です。
ソフトは、肩からかけて抱っこのスタイルで、抱っこの好きな子などはとてもいいのですが、自立しないものも多いし、どうぶつのためのパーソナルスペースを確保できないので、災害に備える用途なら あまりオススメはできません。

そして、買うだけ、持ってるだけ ではなく、ケージは使って慣らしておくことで 最大の効果を発揮します。
というのも、ケージというのは、本来どうぶつたちを閉じ込めておくものではなく、パーソナルスペースを確保してあげるためのもの。
どんなに仲のいい家族でも、ひとりになりたい時間って ありますよね。
24時間365日ずーっと一緒 というのは、気が詰まってしまうと思います。
そんなときに ひとりになれるスペース。
それがケージです。
叱られて落ち込んだときも、新しいイタズラを考えるときも、見慣れないお客さんからちょっと距離を置きたいときだって。
逃げ込める場所、とりあえずここにいれば安心な場所。
どうぶつたちも、そんな場所が必要なんです。

ケージを手に入れたら、閉じ込めてはいけません。
ここはボクだけの安心な場所 と教えてあげてください。
それにはたとえば、中に好きなおもちゃを入れてあげたり、ごはんやおやつを食べさせたり。
その子が安心して、落ち着いていられるようにしてあげれば、そのうち自分で好きなときに入っていくようになります。

ケージの中で静かにジッとしていられる子は、同行避難もしやすいもの。
同行避難だけでなく、日常のいろんな場面で そのありがたみを噛みしめることは多いと思います。
それには、日ごろから、ケージの中にいるのはいいこと、落ち着くこと と教えてあげるのが一番です。
避難したときに、日常から大きく離れるのが 最大のストレスなんだと言っている人がいました。
ケージは、持ち運べる日常です。
防災のため、避難に備えて… だけではなく、もっと気軽に使ってほしいなと思います。

また、ケージはサイズ選びも大切です。
サイズ選びの基準は、中で余裕をもってクルッと回れる大きさがベスト とされていますが、
大きすぎも、実はあんまりよくないんです。
広いスペースを確保してあげたいからと、チワワちゃんやトイプーちゃんに ラブちゃんなど大型犬用ケージを使わせるのは、かえって落ち着かないのでオススメできません。

ケージって、ほんとうはわんちゃん、ねこちゃんのためになるものです。
「いくら避難のためだって、あんなせまい箱に閉じ込めるなんて…かわいそう」とおっしゃる方もいるのですが、
ほんとうなら よろこんで入っていくもの。
わんちゃん、ねこちゃんの習性ですから、性格 とか 生活スタイル とは、関係ないんですね。
もし、そうでないのなら、ケージの使い方を間違えているかもしれません。
ケージを嫌がる子は、いま一度 使い方を確認してみてください。
閉じ込めるような使い方をしていませんか?
思い当たる方は、まずは ケージが嫌な場所でなく、落ち着くところだと教えてあげるところから始めましょう。

ケージに入れる子は、病院の受診もしやすいですよね。
結果、病気が早く見つかり、手が早く打てることも。
いろんな 万が一 に備えましょう。

広がる 多頭飼育崩壊

先日のクロ現プラス こと、クローズアップ現代プラス。
1号、遅い夕食そっちのけで、釘付けになりました。
テーマが、ペット多頭飼育崩壊だったんです。
(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3892/index.html)

動物病院で働いていると、多頭飼育崩壊について ときどきご相談を受けることがあります。
お話を聞くと、多頭飼育崩壊に陥る方というのは、優しく面倒見がよく、そして自己主張の少ない方が多いようです。
優しいから、避妊や去勢手術はかわいそうと受けさせない。
面倒見がいいから、困っている命を見捨てられず拾ってくる。
自己主張しないから、だれにも相談しない。できない。

…でもね。
崩壊させてしまうのなら、それはただの無責任。
だって、飼い主さまが若くて体力があって散歩も掃除もキッチリできるなら、それは普通の多頭飼育ですし、
若くもないし体力もなくたって、人を雇って代行してもらうだけの経済力があるなら、それも普通の多頭飼育。
そういったことができないのにどんどん増やして、
やがてどうしようもなくなり、ボランティア団体や自治体に事態の収拾を丸投げ。
それって、無責任ですよね。

当院に相談して来られる方は、崩壊の当事者であることはまれで、ご近所さんやお身内など、見かねた第三者から…というのが多いです。
うるさい か、臭い かで迷惑を被っている方がほとんどです。
でも、甲状腺機能亢進症や 痴呆で騒いでしまう子、皮膚病などで臭いのある子などなら 当院で治療できるかもしれませんが、
多頭飼育崩壊の場合は、当院では直接解決のお手伝いはできず、お話を聞いたり、行政に相談してみては…などとご案内するていどです。

当院は、複数飼育を全否定しているわけではないんてす。
複数飼育は、ペットちゃん本人にも、ご家族にとっても、メリットがあります。
でも、それには 飼い主としての責任を果たしてはじめて 享受できるメリットです。
飼い主としての責任 とは、避妊や去勢手術、ワクチンの接種はもちろん、ペットちゃんの病気、冠婚葬祭や飼い主さまの入院など ペットちゃんが同行できない数日間などへの備えなどや、
吐いたり下痢をしたりしているのがどの子か すぐに見分けられるか?なんてことまで。
そういったことができないのなら、多頭飼育に手を出してはだめなのです。

いま、多頭飼育崩壊で 困っている方は、行政にご相談を。
ひとりが一度相談したくらいでは 動いてくれなくても、何人もが何度も相談すれば 動いてくれるかもしれませんから。
多頭飼育が崩壊しそうな方、させそうな方は、一刻も早く それ以上の状況悪化を防ぎましょう。
具体的には、拾う・保護することを中断する、今いる子たちに 避妊・去勢の手術を受けさせることです。
いままでやっていたのを止めるのは…と 心理的に抵抗をおぼえる方は、もう一度よくよく考えてください。
拾っただけ、保護しただけではただの自己満足です。
幸せにしてあげられないのなら、手を出してはいけません。
それは、幸せになるチャンスを潰すことです。
そして、手術をしていない方。
手術をせず、ひとつ屋根の下にどうぶつをどんどん増やすのは、産めよ増やせよ と言っているのと同じです。
生まれた子全員幸せにしてあげられないのなら、今すぐ手術を。
お金がかかるとためらっているうちに、手術が必要な子がどんどん増え、費用もどんどんかかります。
今すぐに予約を入れてください。
良心的な病院なら、どの子から手術をするのが一番効率的か、一緒に考えてくれるでしょう。
多頭飼育崩壊の現場では、親子や兄弟で子どもを作ってしまうこともよくあり、そうなると身体に障害のあるどうぶつが生まれてしまうかもしれません。
手術を受けさせるのとどちらがかわいそうなのか、いま一度よく考えてみてください。

多頭飼育崩壊という 人間のエゴに巻き込まれてしまった どうぶつの幸せを祈っています。

#猫バンバン がはじまるよ!

携帯が壊れ、音信不通の一週間を過ごした 1号。
その間に、身内、同期と 二日連続で結婚式に参列してきました。
ただでさえおめでたい結婚式が、二日連続。
なんかいいことありそうです。
まだ見ぬいいことに 期待をしつつ、慣れない巨大画面から 記事を更新しています。

さて、NHKの気象情報によれば 今週から冬。
ということは…
アノ習慣が蘇りますね。
アレ ですよ アレ。
そう。
#猫バンバン の季節です。

…え?
もう 忘れてしまった??
それじゃ もう一度 ご説明いたしましょう。

#猫バンバン とは、車に乗る前に エンジンルーム付近をバンバン叩くこと。
さむーい冬、エンジンルームで暖を取っているかもしれない猫さんに、これからエンジンが動くからね!と お知らせする行為です。
ワックス塗りたてだったり、レンタカーなど、あんまりバンバンしたくない場合は クラクションでもOKと言われています。

猫さんを エンジンに巻き込んでしまうと、ケガさせてしまったり 死なせてしまう可能性があるばかりでなく、車自体にも 大きなダメージになります。
エンジン自体にダメージが及べば、修理の費用も かなりなものに。
さらに、場合によっては、しばらく車を使えなくなるので 生活がたいへんになってしまうかも。
そういった諸々を避けるためにも、#猫バンバンを癖にしてしまいましょう。
外猫さんや地域猫さんの多い地域は、特に気をつけ、長めにバンバンしたうえで クラクションも鳴らしておく…くらいの対策がおすすめです。
冬になるまえの この時期、親から離れた子猫ちゃんが 入り込むことが多いといいます。
突然子猫ちゃんを見かけるようになった…という方は、よりいっそう ご注意を。

万が一、エンジンを掛けて ギャッ とか ニャッ とか聞こえたら、すぐにエンジンを止めてください。
猫さんがエンジンルーム付近にいる状態で、エンジンを始動させてしまった場合、猫さんはパニックになることがほとんど。
どんどん奥へ入り込んでしまっても、ベルトに触れてしまっても、事態は悪化するばかりです。
気づいた瞬間にエンジンを止めるのが お互いの被害を最小限にする最善の手です。
気のせいだったら また動かせばいいだけですから、んっ?と思ったら まずエンジンを切ってくださいね。

ちょっと前までは、往診前などに #猫バンバン していると、あらなんか変わった人…なんて目で見られていましたが、ずいぶん浸透してきました。
ちょっとしたことで、猫さんに痛い思いをさせることも、高額な車の修理代を払うことも、避けられるかもしれません。
手間も費用もかかりませんし、ぜひ習慣にしてみてくださいね。

なにが違うの?混合ワクチン

ワクチンを打とうと 小児科に予約を入れるたび、熱を出すタイプの子どもがいます。
はやめに2回目を打たないとならないワクチンが いくつかあります。(="=;;;;

さて、そんな ワクチン。
わんちゃんやねこちゃんにも ワクチンはあるのですが、ヒトとは少し違います。

何より大きな違いは、狂犬病のワクチン。
これは、接種することが法律で義務付けられています。
つまり、打ちたくない とか、高いから打てない とかは通らないということ。
法律で定められた予防注射ですから、生後3ヶ月以上の年齢のわんちゃんを飼っている限り、年に一度この注射を必ず打たなければいけないのです。
打たないでいれば、狂犬病予防法違反。
法律違反をしているのですから、盗みやひき逃げと同じです。

いっぽう、混合ワクチンというのもあります。
ほとんどの動物病院では、狂犬病より高く設定されていますが、病院によっては「ワクチンバリューパック」などの名前で 狂犬病ワクチンと合わせてのコミコミ価格を設定しているところも。
この 混合ワクチン、種類がいくつもあって とてもわかりにくいんです。
予防できる病気で いろいろ分かれるのですが、ヒトのインフルエンザと同じで、A型インフルエンザのワクチンを打っていても、B型インフルエンザにはかかってしまうとかいうことが起こり得ます。

そんなわけで、いろいろあって複雑な 混合ワクチン。
当院では、わかりやすくこんなふうにしています。

【わんちゃん】
水辺に行く子は8種、行かない子は6種をお勧めしています。
水辺に行くかどうか…は、レプトスピラという病気の予防が必要かどうか ということ。
これは、池や湖など、水辺にいる・水を介してうつる菌が原因の病気で、ヒトにもうつる病気なんです。
キャンプが好きなご家族だったり、お散歩コースに池があって 夏には飛び込んで泳いだり、なんて アクティブなライフスタイルの子は、予防したほうが安心な病気です。
でも、ワクチンに反応する・しないがレプトスピラの有無で分かれる子も多いのも 経験的事実ですし、
リーズナブルといわれる当院でも8000円、病院さんによっては 1万円超え。
レプトスピラがあるだけで、だいぶお高くなります。
ライフスタイル的に 必要な子はもちろん打つことをお勧めしますが、まったく必要ないのに 打たなくてもいいのでは… というのが、当院の考え方です。
なので、水辺に行く機会のある子は 8種。そうでなければ、6種がお勧めです。

【ねこちゃん】
家から出ない子は3種、出かける子は5種をお勧めします。
事故や望まない妊娠、ケンカでケガをしたり おかしな人に誘拐されたり、寄生虫症になってしまったり。
外へ出る猫ちゃんには、本来背負わなくてもいいはずだった 様々なリスクがあるので、当院は基本、猫ちゃんには終生室内飼育=家から出ない生活をお勧めしています。
でも、もともとノラちゃんだったり、一度でも逃げだして外の世界を知ってしまった子は、どうにかして家から出ようとするもの。
そんな子には、少しでも心配を減らせるよう、5種ワクチンをお勧めします。
3種になくて 5種でだけ予防のできる病気は、すでに病気をもっている他の猫ちゃんからうつされて かかる病気ですから、
病気をもっている猫ちゃんと触れ合う機会のない子は ワクチンで予防する必要はない というのが、当院の考え方。
お出かけするなら、安心のために5種。しないのなら、3種でじゅうぶんなんです。

くわしーく語りだすと、ほんとうに奥の深い ワクチンの世界。
当院のおすすめ という切り口で さらっとお話ししてみましたが、すこし わかりやすくお伝えできたでしょうか。
どれにしたらいいかな?と 迷ったら、お気軽にご相談くださいね。
あなたのお電話、お待ちしています。

手術や歯石とり、迷っていた方はいまがチャンスです!

秋です。
涼しいけれど、寒くはない。
過ごしやすい、いい季節になってきました。
こういった時期は、暑さや寒さに合わせて 体温調節しなければならない 真夏や真冬に比べ、からだの負担も少ないので、
迷っていた避妊手術や去勢手術、歯石とりなどのチャンスです。

特に、避妊手術は、発情期に入ってしまうと 大出血のリスクが高くなりますので、
がんや子宮蓄膿症など、命に関わるような病気でない限りは おすすめできません。
秋は、発情のシーズンでもあります。
発情期に入る前に手術してしまわないと、また次の春・秋まで待つことに…
その間に もし病気になってしまったら?
避妊手術だけと比べ、生命も危険にさらされるし 費用も5倍以上はかかるしと、
待っていいこと、延期していいことはひとつもありません。

避妊、去勢の手術については、「健康な体にメスを入れるのは不自然だから、あまりやりたくない」と おっしゃる方もいます。
でも、それなら、おうちの中で飼われお散歩も時々しか連れていってもらえず、日がな一日寝ていても、毎日決まった時間にご飯が出てくる生活は自然でしょうか?
からだの準備は整っているのに、子どもを作ることは許されない。それも、本人の意思ではなく、人間の都合で。
それは自然なことなのでしょうか?

交尾がしたい、子どもを作りたい というのは、わんちゃんねこちゃんの本能です。
食べたい とか、休みたい と同じくらい、強い欲求です。
その強い欲求が満たされないで、苦しいのはわんちゃんやねこちゃんなんですね。

病気になるリスクや 本能を満たせない強い欲求不満を抱えた毎日を強いるのと、
いまのようにいい時期に、万全の態勢で手術するのと、
どちらが不自然で どちらがかわいそうなのか。
手術は不自然、かわいそう と感じる方には、いま一度 考えてみてほしいと思います。

当院でも、手術のご予約 次々と入ってきました。
朝一番、お仕事に行く前にお預かりして、土日にお迎えに来ていただけるので 人気の金曜や、
連れてきやすい 土日の枠は、特に早く埋まっていきます。
ご希望の日にちや 曜日のある方は、お早めにご予約をお願いいたします。

あなたのご来院、お待ちしています。

きてます!秋の健康診断キャンペーン

毎度おなじみ、風邪っぴきの1号です。
三連休は、安定の一家全滅でした。

熱が出るといつも、健康のありがたみを実感します。
健康でないと、何もできないし、無理してやっても楽しめないのですよね。
そして、熱が出ると知っていれば先にごはんをたくさん炊いておくんだった…とか、いや、もう一枚上着を着て出かけていれば熱は出なかったかも…なんて悔やんだり、
元気になったら、あれをして…これもやりたいし…と、計画作りも お決まりのパターンですよね。

わんちゃん、ねこちゃんだって 同じです。
健康診断してみませんか?とお話しすると、病気がわかるのが怖いから…と おっしゃる方がいらっしゃいます。
でもね。
発病する前にできることって、たくさんあります。
症状が出る前だからこそ、少ないお薬で 発病を遅らせることもできるかもしれません。
一度はわんちゃんと一緒に行きたいと思っていたキャンプ、来年だとからだに負担が大きそうだから今年のうちに…なんて計画も立てられるかもしれません。

また、健康診断したら、カモにされてお薬やサプリメントをたくさん売りつけられるんじゃ?と 心配される方もいます。
ご本人やお身内、お友達が、辛い思いをされたことがあるのかもしれません。
信じて飲ませてきた薬やサプリメントが、意味がないものだった。無駄に薬漬けにさせてしまった。処方した獣医師に聞いても、納得のいく説明をしてもらえない。
それは、とても不幸なことです。
悔しいし、辛いし、今までの信頼や時間やお金や健康、全部を返せ!!と、叫び出したい気持ちになりますよね。
でも、そんなクソみたいな獣医師のせいで、予防という大切なことができないなんて、おかしいと思いませんか。

当院の健康診断では、外部の信頼ある検査機関に検査をしてもらっています。
小動物臨床の現場では、誰もが知っているような 有名な検査機関です。
検査結果は、検査機関が発行したもの。
つまり、信頼できる第三者による検査の結果をご報告、ということになります。
とはいえ、数値だけでは何がなんだかわかりにくいもの。
ですから、複写紙に印刷されてきた結果の、コメント用の欄に、手書きでコメントを付け足してお渡ししています。

健康のありがたみは、病気になってこそ実感できてしまうもの。
でも、病気になる前から、予防することができたなら、辛い思いは最小限で済むんです。
最小限の負担で、最大限に質の高い生活を送ってほしいから。

いまなら、健康診断キャンペーン中です。
ご負担、さらに少なく済みますよ。
あなたのご来院、お待ちしています。