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はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

塗り薬には正しい塗り方があるんです。こうやって塗りましょう!

蒸し暑いですね…。
それでも、朝晩には ひんやりする時間もあり、永遠かなと思った今年の夏も 終わりが見えてきました。

秋になり、湿度が下がってくると、皮膚の病気は落ち着いてくるもの。
夏のあいだ 手放せなかった飲み薬から、負担の少ない塗り薬へと、処方の変わった子も多いのではないでしょうか。

でもね。
塗り薬なんだからとりあえず塗っとけ!と、適当に済ませていると、またぶり返してしまうかも。
また飲み薬を飲まないといけなくなってしまうかもしれませんよ。
ベタつくものが多い 塗り薬、ベタベタしないようにと うすーくうすーく塗っていませんか?
それでは 効果がきちんと出ないかも。
塗り薬には、実は正しい塗り方があるんです。

正しい塗り方は、「皮膚の表面をしっかりと覆うように塗る」なんです。
思ったより多い!と思いませんか?
実は、皮膚病になっているときの患部は かなりでこぼこしているものなんです。
患部の表面全体をしっかりと覆うためには、あるていどの厚みがある状態にしておかないと きちんと覆えないんですね。
おくすりはあまり使いたくないからと うすーくしか塗っていないと、患部の一部にしかおくすりが塗れません。
そうなってしまうと、おくすりの効果が出にくい状態になり、悪化してしまう可能性があるんです。

皮膚病のおくすりは、手荒れクリームや美容クリームなどとは違います。
すり込むものではないんですね。
マッサージしてすり込むと、傷口を物理的にいじめることに。
その結果、却って悪化させてしまうこともあるんです。

おくすりのベタベタが気になる場合は、清潔な服を着せてあげましょう。
患部に浸出液がしみ出してきてしまうときは、すり傷の時などに使うガーゼを当ててから服を着せれば、着替えさせやすいし 服も汚れにくくて 安心ですね。
また、患部がキズのようになり、痛がって薬を塗らせない場合は、ガーゼに薬を塗っておき、患部に載せてあげると 痛い思いをさせずに薬を塗ってあげられますよ。
ベビーパウダーのような粉をはたくのでもかまいませんが、あの手の細かい粉は あまり吸い込まないほうが安心です。
どうぶつたちは、はたいている間 息を止めているのが難しいので、ガーゼを使うほうが安心ですよ。

塗り薬は効き目がない。
そうおっしゃる方もいます。
でも、もしかしたら つけ方が間違っているのかも。
正しい塗り方で 一度つけてみてください。
全然だめだと思っていたおくすりが、びっくりするほどばっちり効くかもしれませんよ。

よく効く塗り薬 お出ししています。
治らない皮膚病、減らない飲み薬、お気軽にご相談ください。
あなたのご来院、お待ちしています。