読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

ほんとうにこわーい虫のおはなし

今日も今日とて 体調不良。
相変わらずデスボイスの 代診1号です。
保育園児こわい。

この時期、動物病院というのは ものすごく混み合うのですが、元気に来て元気に帰っていく子がほとんど。
動物が好きで獣医師を目指したわたしたちにとっては、 みんなが元気に帰っていくことは ほんとうに嬉しいことなんです。

そんな、元気に来て元気に帰っていくための手段の一つが、病気の予防。
実は、地球上でもっともたくさん人を殺した「最強の殺人生物」は 蚊 なんだそうです。
直接殺すのではなく、さまざまなおそろしい病気をうつすから…なんだとか。
熱帯の国々では何万人と犠牲になっている マラリア、3歳くらい(地域によっては生後6ヶ月ごろ)に予防接種をすすめられる 日本脳炎リオ五輪を前に話題の ジカ熱など、
蚊によってうつされる病気は 種類も多いし、命をおびやかすようなものも とても多いんです。

そんな 蚊からうつされる、わんちゃんにとってこわーい病気が フィラリア症。
当院では、錠剤タイプ、ジャーキータイプのほか、飲み薬がどうしても苦手な子のために 背中につけるタイプのおくすりもご用意しています。
どれも、インターネット通販などで出回っているような 怪しい個人輸入モノでもなければ、効果の怪しい模倣品でもない、信頼できるおくすりです。

どれも フィラリア症が予防できる…だけではなく、
使うだけで おなかの虫や、ノミやダニなど ほかのこわい虫を予防できたりします。

おなかの虫は それ自体がもう病気のもとですし、
ノミは かつて黒死病と恐れられた ペストを、
ダニは ツツガムシ病や 数年前に話題となったSFTSという病気をうつすことで知られています。
これらは、どれも 人間にうつる病気ですし、うつってしまった場合は 死んでしまうこともある重病です。

蚊を100%避けるのは 難しいですよね。
お散歩に出かけたり、窓辺やベランダで日光浴をしたりするなら、ノミやダニがつく可能性も ゼロではありませんから、
なんの予防もしていなければ、こんなおそろしい病気にかかってしまう可能性があるんです。

気温がだんだん高くなってきて、虫たちの動きもだいぶ活発になってきました。
おそろしい病気をうつされてしまう前に…
月1回の予防で、元気に過ごしましょう。
あなたのご来院、お待ちしています。