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はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

確かなもの(当院調べ)

熊本のみなさん。
大分のみなさん。
みなさんに起きた、本当にひどく、つらいことを前に、言葉が見つからないでいる 代診1号です。

たくさんの自治体や 獣医師会、動物病院が、ペットを連れて避難したいという方の気持ちに応えて 場所を提供しているようで、
東日本大震災や もっと前の震災で、一緒に避難できなかった たくさんの小さな家族たちへの気持ちが ここに生かされていることを感じます。
ペットと避難することで、精神的に落ち着いたり 気持ちが楽になるという効果もあるようですから、
一緒に避難する という選択肢もあること 少しでも知ってもらえるといいですね。

ペットとの避難に関連して、いろいろな情報がインターネット上に出回っています。
確かそうな情報もあれば、獣医師として ハァ?と首をかしげるような内容も。
その中で、少しですが 1号なりに、
・出どころの確かなもの
・発信源を確認できたもの
・記事の更新時点で、最新のもの
を満たす情報を掲載します。
デマや憶測によって、嫌な思いをする人がいませんように。

一般社団法人 ペット災害対策推進協会
http://doubutsukyuen.org/main/archives/5863

熊本県獣医師会 動物愛護委員会 委員長の平山美幸先生が、県の獣医師会宛て支援物資の送付を一時中断するよう呼びかけておられます。
18日の夕方時点で、物資はもう足りているとありますが、19日の夕方になっても、まだ古いほうの情報が出回っているようです。
物資を送る際はもちろん、支援をする際には、必ず最新情報を得てから行ってください。


・災害動物医療研究会
http://m.javdm.org/お知らせ/

当院でも長く勉強会を開催していただいている、藤田道郎先生がおられる日本獣医生命科学大学
同大学の野生動物学分野で活動している研究会のようです。
アメリカで獣医行動学専門医の資格を取得された、入交眞巳先生がまとめられた、
災害に関連してペットたちが不安がっているときの対処法が掲載されています。
今すぐに飼い主さまが使える知識、というよりは、
獣医師が、薬を使って不安に対処する方法がメインですが、飼い主さま自身でできることも少し載っていました。


今回の地震に関連して、1号のもとに届いただけでも、「ペットを保護したと行政に連絡すると、連れていかれて処分されてしまうから、保護してもどこにも届け出ずに隠し通すべき」とか、「〇〇という場所(存在しない住所)にある◻︎◻︎(いかにもありそうな名前だが、検索でまったくヒットしない)という団体が物資を受け付けている、非常時なので期限切れでも開封済みでもいいからとにかくエサやオヤツなど何でも送ってほしい」など、
わけのわからないデマが 出回っているようです。

おちついて、すこし考えれば、そんなデタラメな話ないですよね。
地震があったからって なんで行政がわざわざ保護されたどうぶつを処分して回るのか、まったく意味不明ですし、だいたい今そんなことしてる時間があれば もっと他にやることがありますよね。
ごはんやオヤツの支援だって、いくら地震で被災して困ってるからって、期限切れや開封済みをもらっても 正直ちょっと…。
でも、謎の正義感や義務感にかられ、こういった怪しい情報であっても、シェアやリツイートしまくる人がいるようです。
支援はもちろん、情報の拡散であっても、何か行動をする前には、必ずご自身でもう一度、出どころを確認してください。

よろしくお願いいたします。