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はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

ハロウィン間近!コスチューム選びにご用心

トリック オア トリート!
…おっと、ウッカリ某国へ トリップしておりました。
もう1年が経とうとしているというのに、まだまだ絶賛 某国かぶれを引きずっています。
ラグビーもいいけど、やっぱり冬はアイスホッケーのシーズン。
あなたの心に、スラップシュート!代診1号です。

ハロウィン、だいぶ日本に根付いてきましたよね。
facebookのタイムライン上で、仮装して持ち寄りホームパーティーなんて 楽しそうな写真を見かけることも 増えてきました。
そんなこの時期、いろんなお店にかわいい仮装グッズが並び、中には仮装して来院してくれる子も。
あまりにかわいいので、ついつい診察を忘れて、写真撮影に夢中になってしまいます。

さて、最近増えてきたわんちゃんの仮装グッズに、大きなおリボンがあるようです。
布地をたくさん使っているものや、
カボチャやオバケのぬいぐるみがついていたりと、
なかなか凝ったつくりでかわいいのですが、
慣れない人がこういうものをきれいに着けるのは、実はとっても難しいのです。
わんちゃんもじっとしてないですし、飾りが凝っている分、重いのでつけづらいんですね。

つけづらいのを頑張ってつけるうち、時々、毛 だけでなく、耳やおデコの皮膚まで 一緒に縛ってしまうことがあります。
おリボンについているゴムは、縛っておいておくと、どんどん締まってきてしまうので、
耳や皮膚にゴムがどんどん食い込んでしまい、
飾りの重さも合わさって、とっても痛いことになってしまう場合があります。

パーティの間だけ…と思っても、案外どんどん食い込むものです。
痛い思いをさせないためにも、上手に着ける自信がない場合は、こういった大きめ・重めな飾りは避けてください。
もう買っちゃった とか、かわいいからどうしてもつけたい!という場合は、プロに頼みましょう。
当院では、トリミングや、薬浴シャンプーのときに、「仕上げにこのおリボンをつけてほしい」と 預けていただければ、可能な範囲でおつけしてお返しします。
ただし、おリボンを外して食べちゃいそうな子や、毛質がおリボンに向かない子(ジャーマンシェパードなど)、おリボンが大きすぎて物理的に難しいなどの場合は、リードにつけてお返ししたり、当院にある別のおリボンを付けて、お持ちいただいたものはそのままお返しするかもしれません。
おリボンつけだけで お立ち寄りいただいても大丈夫ですから、どうぞお気軽にご来院くださいね。

また、おリボンに限らず、飾りが大きかったり、取れやすかったりすると、ウッカリ飲み込んでしまうトラブルも多くなります。
こんなものが?と思うくらい小さなものでも、形によっては吐き気が出たり、ひどいとおなかの中で詰まってしまって手術や内視鏡検査が必要になってしまうことも。
当院の患者さまでも、錠剤2錠ぶんのお薬の空シートを飲み込んで内視鏡も飲むことになったシュナウザーちゃんや、
トウモロコシの芯がおなかに詰まって大手術になったウエスティちゃんなど、
この子のサイズでこんなものが!?というくらいのものを飲み込んで、
大ごとになってしまう子がたくさんいますから、
飲み込みグセのある子も、そうでない子も、
わんちゃんが引っ張ったら取れちゃうかな?レベルの飾りがついているコスチュームには、充分ご注意ください。

あれ、飲み込んでしまったかな?と思ったら、
物にもよりますが早い段階なら吐かせられる場合があります。
車酔いしやすい子なら、車に乗せて吐かせるといい、と書いてあるサイトも見たことがありますが、
吐いたものを全部すぐに回収して中身を確認しないといけませんから、あまりおすすめはしません。
吐かせていい形や材質にも制限がありますし、一度病院でご相談いただく方が安心ですよ。

当院には内視鏡もありますので、
飲み込んだものの材質や大きさ、飲み込んでからの時間にもよるのですが、内視鏡で取り出すこともできます。
おなかを開けるよりも、麻酔も短く、痛い思いもあまりしないで済み、回復も早く、費用面も負担が少ないので、
飲んだかな!?と思ったら、早めにご来院くださいね。

あなたのご来院、お待ちしております。