シャンプー後、ちゃんと乾かしてますか？プロのコツ、教えます！

梅雨明けキターーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！

暑いです。暑すぎです。
2年ぶりの日本の夏はことのほか辛くて、
メキシコ原産で暑さには強いはずのチワワも　フローリングの床にベターッと寝ていますし、
さらに、ここ最近1号のハマっている、「多肉植物」も夏が苦手。
植物たちも辛そうにしています。

そんな暑い日々が続いたこの三連休、
「いっちょ犬でも洗うかぁ」な方が多かったようで、
今週は皮膚病が発覚したコがたくさん。

実は、シャンプーの後の乾かしが不十分だと、
皮膚病になりやすいんです。
夏だし、シャンプーが終わったら、
タオルで拭いてあとは放置の方。

それ、
わざわざ皮膚病にしてるようなものなんですよ。

毛を乾かすには、扇風機では不十分で、
ドライヤーの熱風でシッカリ、毛の根元まで乾かさないと、
毛が絡まってしまって、せっかく洗ったのに却って見た目が悪くなる、
皮膚が蒸れてしまうので、体臭が強くなる上、
皮膚病になるリスクが急上昇します。
ちゃんと乾かさないなら、洗わない方がまだマシなくらいなんです。

当院では、この時期、トリマーさんたちがクーラーで部屋をガンガンに冷やしながら、
汗だくでドライヤーをかけています。
片手にブラシ、片手にタオル、そして胸元にドライヤーの三刀流で、
熟練のプロは、5kgくらいのトイプードルちゃんを、15分以内で全身乾かせるんですよ。

当院の至宝、熟練トリマーSさんによると、
乾かしのコツは、たった一つ。

毛の根元に風を当てること。

これに尽きるそうです。

三刀流のプロ・スタイルは、なかなか難しいのですが、
ドライヤーをかけながら、ドライヤーの風が当たる部分をタオルで拭くという二刀流なら、
誰でもできます。
毛をかき分けられるので、根元に風が当たりやすく早く乾かせる上、
熱風が身体に直撃しづらいので、わんちゃんも嫌がりにくく、
ドライヤーのせいで体温が上がってしまうことも防げます。

また、皮膚が黒っぽいコなど、毛がちゃんと乾いたかどうか、見極めにくいコもいます。
そんな場合は、毛の根元にご注目。
ドライヤーの風で、1本1本バラけたら、乾いていますが、
2本3本とくっつきあっているときは、
まだ乾いていないので、もう少し風を当てる必要があります。

説明を聞いただけだと、すごい時間がかかりそうに感じるかもしれませんが、
ドライヤーを振って広い範囲を一気に乾かそうとするのでなく、
わんちゃんの身体を、頭・右肩・左肩…というふうにブロックごとに分けて、順に乾かしていけば、
想像するより早く乾きます。
また、毛がまっすぐに乾きますから、仕上がりがふわっふわに。
トイプードルちゃんなど、今までクルクルに仕上がっていたという方は、
プロのコツをふまえて乾かしていただくと、
まるでぬいぐるみのような仕上がりになります。
見違えると思いますよ！！

おうちでシャンプーするのが大変だったり、
やっぱりどうしても乾かすのがうまくいかない場合には、
プロの手を借りるのも方法です。
暑い時期は、自分の髪の毛でさえ、ドライヤーを使いたくないという方もいらっしゃいますからね。
ただ、夏は例年、ご予約が混み合います。
ご希望のお日にちや時間帯がお決まりの方は、
お早めにお電話くださいね。
あなたのご来院、お待ちしております。

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多肉植物、本当に流行っているようで、
人気の種類は、高騰していたり、そもそも手に入らないことも多いそうです。
名前のかわいい「碧魚連」や「チワワエンシス」も人気品種で、
ホームセンターや園芸店でも、ほとんど見かけなくなってしまったのだとか。
どちらも、意外と育てやすいらしいと聞くので、
緑の指、の真逆、ドドメ色の指をもつ1号、
ぜひいつか手に入れたいと思っています。

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