はい、栗本動物病院です。

東京都小平市の栗本動物病院です。ときどき更新しています。

わんちゃん・ねこちゃんと海外へ渡航する

国際化社会の波に揉まれ、
(=_=)←こんな顔になってきました・・
皆さまこんにちは。1号です。

去年から今年にかけて、患者さまから
「海外赴任が決まりました!」
というご報告をいただくことが何度かありました。

爪切り、シャンプーなどで、
定期的にご来院いただいている患者さまですと特に、
私たちスタッフも、
患者さまの栄転を喜ぶ気持ちのほかに、
なんだか少し、寂しい気持ちにもなります。


海外へ引っ越される場合、
国内での引っ越しと大きく違うのは、
やはりわんちゃん・ねこちゃんを連れていく上での手続きが、
非常に煩雑、かつ、時間がかかってしまうことです。

渡航手続きは、国によって大きく異なりますので、

まずは、引っ越し先の国へ、
わんちゃん・ねこちゃんを連れていく場合の手続きについて、
お問い合わせください。

当院の患者さまでは、
外務省のホームページなどから、
在外公館、あるいは駐日外国公館へ問合せされる方が多いようです。

手続きについて把握できましたら、
かかりつけの動物病院へご相談ください。
海外渡航手続きに慣れている病院さんや、
以前にも同じ国へわんちゃん・ねこちゃんを連れていった方がいた病院さんでは、
手続きは比較的スムーズかと思いますが、
必要書類がとっっっても多い国へ行かれる場合ですと、

かなり大変です。。


そうなの?

一般的には、
(1)マイクロチップ挿入@動物病院
(2)混合ワクチン接種@動物病院
(3)狂犬病ワクチン 1回目@動物病院
(4)狂犬病ワクチン 2回目@動物病院
(5)狂犬病抗体検査@動物病院(採血)、RIAS(検査)
(6)輸出検疫@検疫所
(7)健康診断@動物病院
(8)出国
という流れで、
(6)の輸出検疫を受けるためには、
(1)〜(5)の証明書が必要となります。
検疫所で輸出検疫を受け、
日本国政府発行の輸出検疫証明書を受け取ったら、
さらに(7)の健康証明書を添えて、
出国時に提出していただくという手順なのですが、
混合ワクチンが不要(任意)な国、
混合ワクチンの種類が規定されている国、
避妊・去勢手術の実施および証明書の提出が必要な国、
必要な証明書類が英語のみの国、
証明書類は英語・現地公用語の2通ずつ必要な国、
などなどなど、
ほんとうに国によってさまざまですので、
ここの記載のみを鵜呑みにせず、
必ず引っ越し先の必要手続きについてお問い合わせいただいたうえで、
ご相談くださるようお願いいたします。
書類に不備がある場合、

出国できないこともありますので、
よく調べたうえで、お手続きください。


よーく、調べてね。

最近では、手続きを代行してくれる業者さんもいるようですので、
ご自身では難しい場合などには、
こちらもご検討くださいね。


・・・さて、
1号は現在、以上の内容を英語で説明する必要に迫られております。
本場の方には、
1号の繰り出すサムライ・イングリッシュはなかなか通じません(T^T)
国際化社会の波に揉まれまくっています。

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